日本最高位の天照大神を祀る伊勢神宮。江戸時代には誰もが一生に一度は訪れてみたいと夢見た場所です。そんな伊勢神宮を東京からお参りするために創建された遥拝殿が「東京のお伊勢さん」と親しまれている東京大神宮です。
また、万物の結びの働きを司る造化三神も祀られていることから、縁結びの効果が絶大!と評判で、休日には恋愛成就祈願のために多くの女性参拝者が訪れます。そんな東京大神宮にご挨拶に行ってきました。
御祭神と御利益
御祭神
・天照大神(伊勢神宮内宮の御祭神)
・豊受大神(伊勢神宮下宮の御祭神)
・天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神(造化の三神)
・倭比賣命(天照大神の御杖代)
※神や天皇の杖代わりとなって奉仕する者のこと
御利益
御由緒・歴史
江戸時代、伊勢神宮への参拝は人々の生涯かけての願いでした。明治の新国家が誕生すると、明治天皇のご裁断を仰ぎ、東京における伊勢神宮の遥拝殿として明治13年に創建された当社は、最初日比谷の地に鎮座していたことから、世に「日比谷大神宮」と称されていました。関東大震災後の昭和3年に現在地に移ってからは「飯田橋大神宮」と呼ばれ、戦後は社名を「東京大神宮」と改め今日に至っております。
引用元:東京大神宮HP
参拝ルートとチェックポイント
参拝ルート

- 鳥居
- 手水舎
- 神門
- 拝殿
- 本殿
- 御神木
- 授与所
- おみくじ
- 休憩所
- 東京大神宮マツヤサロン
- 飯富稲荷神社
➊鳥居

道路脇に突如現れる鳥居。都会のビルの間に立っており、決して大きなお宮さんではないけれど、神聖さを失わずにしっかりと存在感を示しています。
午前10時頃に到着しましたが、休日ということもあり、鳥居前でカメラ撮影をしている人が何人もいました。午後からは混雑しそうなので、早めのスケジュールがおすすめです。

鳥居をくぐるときには、本殿に向かって一礼しましょう。帽子をかぶっている場合は、参拝中は脱いでくださいね。
❷手水舎


鳥居をくぐると、すぐ右手に手水舎。左手に由緒板があります。

ついスルーしがちな由緒板ですが、神社の背景を理解するとお参りの楽しさが倍増します。
❸神門

神門のすぐ右手に飯富稲荷神社がありますが、私はまず東京大神宮の本殿へご挨拶させていただきました。特に決まりはないので、飯富稲荷神社への参拝を先にしても大丈夫です。


神門の扉にあるハートマークのように見える意匠。これは『猪の目』といい、魔除けのシンボルとして、はるか昔から造形物に使われています。このハートマークが東京大神宮の縁結びのご利益とも結びついて、写真を待ち受け画面にすると魔除けや恋愛成就の効果があると人気を集めました。

『猪の目』は、東京大神宮だけで見られるわけではありません。他の神社仏閣、お城の装飾品、刀の鍔、伝統工芸品の家具の金具など、様々な場所で見つけることができます。
❹❺拝殿・本殿

落ち着いた境内の中で、拝殿の前に掛けられた紫色の神前幕が心を引き締めます。混雑はしていないものの、途切れることなく訪れる参拝客。手を合わせる参拝客の奥では、神前挙式が行われていました。私も二礼二拍一礼で気持ちを込めてご挨拶をします。

神前幕とは、神社・仏閣などで神事を行う際などに神様のいらっしゃる神域と俗世を区切るための幕のことを言います。
❻御神木
拝殿の横に御神木があります。少し見つけづらいので、見逃さないように気を付けてくださいね。

➐❽授与所とおみくじ
特によく当たると評判なのが、女の子が和紙の着物を着ているこの可愛い『恋みくじ』です。大吉を引くと、シングルの人は3か月以内に恋人ができるというジンクスも!良縁だけでなく、復縁にも効果があるそうです。

おみくじは、大吉以外を引いてしまうとがっかりしてしまいがちですが、大事なのは大吉や中吉ということではなく、書かれている内容です。良縁を得られる具体的なポイントが書かれているので、内容を読んで心にしっかりと留めておきましょう。
⓫飯富稲荷神社
東京大神宮の参拝後、飯富稲荷神社にもご挨拶に行きました。この神社は、鳥居もお宮も小さくて可愛らしい雰囲気です。お稲荷さんといえば、キツネの像があるイメージですが、ここでは珍しくその姿を見かけませんでした。ちなみに、お稲荷さん=キツネの神様と思っている方が多いかもしれませんが、キツネは神様ではなく、神様のお使いで「神使」と言います。例をあげると、熊野大社の八咫烏や春日神社の鹿と八幡神社の鳩など、たくさんの神使がいます。
御祭神と御利益
・稲荷大神
・大地主大神
「飯富」という名の通り、衣食住の神、商売繁昌・家業繁栄の神として広く崇敬されている。
歌舞伎役者の九代目「市川團十郎」が篤い信仰を寄せていたことから、飯富稲荷神社は芸能の神様としても知られています。この神社に参拝することで、芸能関係のご利益があるとされています。
御朱印
御朱印は参拝の証
御朱印は、参拝後に授与所でいただくのが基本です。休日や混雑している神社では、参拝前に御朱印帳を預けることもありますが、受け取るのは参拝後です。御朱印が欲しいからといって参拝せずにいただくのはとても失礼な行為です。きちんと神様にご挨拶をしてからいただきましょう。

御朱印帳は、書き手の方がどこに書けばいいのか分かりやすいように、書いてほしいページを開いて渡しましょう。
東京大神宮の御朱印


奉拝は、「拝み賜わりました」=「謹んで参拝しました」の意味。神社によっては「参拝」と書かれていることもあります。
中央にある印は、神社印(社印)ともいって、このテン字書体がメジャーです。
日付の、「廿」は二十、「丗」は三十など、漢数字の表記が一般と異なる場合もあります。

東京大神宮だけでなく、他の東京五社の御朱印も合わせて集めてみてはいかがでしょうか。各神社の御朱印を集めることで、東京の神社巡りがさらに楽しくなりますよ。
おススメのお店
ISEMISE(イセミセ)
東京大神宮公認の伊勢アンテナショップの「ISEMISE(イセミセ)」さんです。
令和6年6月にオープンしたばかりのお店で、伊勢市内の事業者が生産する食品や雑貨が販売されています。
神宮と飯田橋駅の間にあるので、アクセスもバッチリです。
神宮へ向かう途中で見つけた瞬間に「絶対行こう」と決めていたお店。店内には可愛い小物や、美味しそうな三重の食品が数多く取り揃えられていて、どれもこれも興味を引くものばかりです。
その中でも特におすすめは御朱印帳グッズのコーナー。色とりどりの綺麗な御朱印帳が揃っていて、御朱印帳袋や御朱印帳バンドなどのグッズも豊富で、いくら見ていても飽きません。これから御朱印帳を始めたい方から御朱印マニアの方まで、ぜひ足を運んでいただきたいお店です。



ありおりはべりいまそかり


神宮のすぐ目の前にある「ありおりはべりいまそかり」さん。
和菓子カフェ兼みやげ処です。私が行った時には占いカフェもされていました。友達と一緒に美味しい和菓子を食べながら、ゆっくり占いしてもらうのも楽しそうですね。
ここでの私のお目当ては、世界でひとつの「伊勢神宮御料酒蔵元の白鶴」さんと「ありおりはべりいまそかり」さんの限定コラボ梅酒です。梅酒は基本、麦や芋の焼酎で作られるのですが、米焼酎で作られる梅酒はすっきりしていてとても美味しいです!
〖お買い上げ品〗
・白鶴極上梅酒 1,500円

優しい味わいで、お酒が強くない方でも飲みやすいですよ。割らずにロックがおすすめです。
慶希処みおや



テレビ番組で何度も紹介されている「慶希処みおや」さん。神宮から徒歩2分。
ランチするところを探していて偶然発見したものの、入ってみたらなかなかの高級パウンドケーキ。美味しそうだけど、気軽に買って帰るには少し高めのお値段だなぁと迷っていると、お店の方がハーフサイズや本日中の召し上がりであれば一切れでの販売もあると教えてくれたので、色んな味を楽しみたかった私は一切れサイズで3種類(栗・リンゴ・くるみ)をチョイスしました。

しっとり贅沢なパウンドケーキですよ。
手土産にすると喜ばれること間違いなし。
〖お買い上げ品〗
・栗(カット) 500円
・林檎(カット) 500円
・くるみ(カット)500円
CANAL CAFE



素晴らしいロケーションを楽しみながらゆっくり過ごせる「CANAL CAFE」さん。駅から徒歩1分。
ランチ&ディナーを提供するレストランサイドとセルフサービスのカフェスタイルのデッキサイドに分かれています。駅近くなのにゆっくりとした時間が流れていて、都会の喧騒を忘れさせてくれる場所です。神田川を挟んだ向こう側には高層ビルと電車の走る姿が楽しめます。
天候を気にせず本格イタリアンを堪能したい方はレストラン、気持ちのいい季節に気軽にカフェを楽しむならデッキサイド、その時のシチュエーションで選べるのも魅力です。席は150席と多いですが、人気店なので特にレストランサイドへ行く時には予約した方がよさそうです。
〖お買い上げ品〗
ヤリイカのマリナーラパスタ 950円
セットドリンク 250円

女性一人でもゆっくり過ごすことが出来ます。
神社DATA
【東京大神宮】
創建/1880年
本殿様式/神明造
住所/東京都千代田区富士見2-4-1
交通/JR・地下鉄「飯田橋駅」から徒歩5分
拝観時間/6:00~21:00
拝観料/無料
>>>東京大神宮
参考資料
・ダイヤモンド社『御朱印でめぐる関東の神社』






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